教会巡礼            2008年12月6日(土)

 午前9時、時間通り総勢50名を載せたバスは、千里ニュータウン教会を出発し、国道171号線、2号線を通って、紅葉のなごりを眺めながら一路巡礼地に向かいます。 今日は朝から青空で巡礼にふさわしい日和です。

 

教会を出て1時間ほどで第一の巡礼地住吉教会に到着です。 先の震災を乗り越え、やっと2年前に新聖堂が建ったそうです。

 

 

 住吉教会の守護の聖人は26聖殉教者の一人、聖パウロ三木です。 真新しい教会でブルカルト神父様とともに祈り、歌います。

 住吉教会信徒の皆様のご好意により、昼食の準備までして下さったおかげで、ゆっくりおしゃべりしながら食事を摂ることができ、感謝です。

 

 第二の巡礼地は甲山、鷲林寺にあるシトー会、聖母修道院です。 この修道院は函館にある有名なトラピスト女子修道院と同じです。 日々、祈りと働きの生活を送られています。 鬱蒼とした林の中にたたずむ修道院は著名な建築家村野藤吾の設計だそうです。

 聖堂に入ると外部の人たちの祈りの席があり、母子像と朗読台だけのある祭壇があり、更に奥横に修道者しか入れない祈りの席があります。

 聖堂の中の飾り気のない祭壇の聖母像は、たいへん印象深いものがあります。

 ハンドメイドで、クッキー、ケーキ、ジャムなどを作っておられ、レシピは35年間変わらず、最初の味がそのまま保たれているそうです。 帰り際、みなさん、お土産にたくさんご購入されます。

 

 第三の巡礼地はブルカルト神父様と同じ淳心会の、ノエル・オステイン神父様が居られる尼崎教会です。

 尼崎教会に着くと千里ニュータウン教会のようにまず、可愛いお花が目に入ります。 神父様が丹念にお世話なさっているそうです。

 テゼの祈りを歌い、お二人の神父様のお話を聞きます。

 当教会Sさんのお母様に見送られ、帰途に着きます。

 全員、何事もなく無事教会に到着することができ、神に感謝です。

文責:KO


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