日時　：2017年12月3日（日）
　　　　10：00 ミサ
　　　　11：00 講話
　　 　  12：00 個別のゆるしの秘跡
テーマ：現代社会の現実の中で
～人道的な救いとキリスト者としての生き方～
指導　：香山剛神父

聖書の中から選びだされた五箇所の御言葉について、それが現代社会とどのように結びつ
くものでキリスト者として生きる上にどう捉えていくのかを、現実に起こっている多くの
具体的な事象を取り上げて伝えられました。

黙想会の最初に読まれ最も響いた聖書の箇所です。
「見よ、おとめが身ごもって男の子を生む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、
「神は我々と共におられる」という意味である。（マタイによる福音書1章23節）

“インマヌエル”という言葉は、既にイザヤ書にも記されています。
それゆえ、わたしの主が御自らあなたたちにしるしを与えられる。見よ、おとめが身ごも
って、男の子を生み、その名をインマヌエルと呼ぶ。（イザヤ書7章14節）

「神は」共におられる、「主が御自ら」しるしを与えられる、ということはつまり、人間の
切望によってキリストが誕生したのではなく、神ご自身が我々のもとに生まれ、我々と共
におられることを切望されたということなのです。 　　

時代の変化が予測できないときにあっても、“インマヌエル”の示す意味を思い、大きな存
在に包まれていることを、キリスト者の一人としていつも感じていたいと祈ります。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（宣教・研修委員会）

　　

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