聖書週間

カトリック教会では、11月の第3日曜日から第4日曜日までは聖書週間にあてられています。「神の愛を知り、神の心を受け取るために、わたしたちは新約聖書と旧約聖書を神の言葉として読み、大切にします。『聖書週間』は、すべての人、とくに信徒が、この聖書に『より強い関心をもち、親しみ、神の心に生きる』ようになるための週間です。（『カトリック教会情報ハンドブック2014』より）

カトリック千里ニュータウン教会では、期間を11月2日〜23日と拡大し、次の3つの催しを実施しました。

(1)  私が大切にしている聖書の御言葉（11月2日～23日掲示）

展示ボードには、信徒から集まった様々な聖書の箇所が貼りだされました。日々の道を見失わないための導きの言葉、暗闇にも進む方向を照らし出す灯のような言葉等など、神様からの愛のメッセージが並びました。

(2)   聖書リレー（11月16日10：20～10：50）

朗読箇所：テサロニケの信徒への手紙一　第1章～第5章　　朗読者：５名

「聖書リレー」は聖書朗読の形のひとつです。一人が1章を朗読して、次の人にバトン

タッチして読みつなぐというリレー方式で行ないます。字を追うことよりも敢えて聴く

ことに重きを置くのは、神様からの『御言葉』という愛に浸るため、喜びを全身で深

く感じ取るためです。教会に集う私たちに『御言葉』を分ち合う喜びを与えてくれる

ものです。

今年は、学生の方たちにも加わっていただき声のバリエーションも豊かに、愛情深いパウロの言葉が響きました。第5章になると、もう胸がいっぱいになって…と朗読者からも聴き手からも聞かれ、『朗読の力』＝『御言葉の恵み』を新たにした時間でした。

＂互いに平和に過ごしなさい。兄弟たち、あなた方に勧めます。怠けている者たちを戒めなさい。気落ちしている者たちを励ましなさい。弱い者たちを助けなさい。すべての人に対して忍耐強く接しなさい。・・・・・いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。＂（テサロニケの信徒への手紙一5．13･14･16-18）

(3)   写経（11月23日奉納）

今回も聖書の中から5箇所が選び出されました。一字一字心を込めて写経する中で神さまからの愛の御言葉がかみしめられて、感謝につながっていきました。

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