カトリック教会では、11月の第3日曜日から第4日曜日までが聖書週間となっています。神の愛を知り、神の心を受け取るために、わたしたちは新約聖書と旧約聖書を神の言葉として読み、大切にします。『聖書週間』は、すべての人、とくに信徒が、聖書に『より強い関心をもち、親しみ、神の心に生きる』ようになるための週間です（『カトリック教会情報ハンドブック2014』より）。カ トリック千里ニュータウン教会では、今年はこの期間を11月1日〜22日と拡大し、次の3つの催しを実施しました。

 

１）好きな聖書の御言葉（11月1日〜22日掲示）
一人一人が励まされ導かれ救われた様々な「聖書の御言 葉」が掲示ボードに貼りだされて、読む者にまた新たな力を与えました。

 

２）聖書リレー（11月15日10：20〜10：50）　
朗読箇所：コロサイの信徒への手紙　1章〜4章　朗読者：4名
「聖書リレー」は聖書朗読の形のひとつです。一人が1章を朗読して、次の人にバトンを渡して読みつなぐというリレー方式で行ないます。字を追うことよりも敢えて聴くことに重きを置くのは、神様からの『御言葉』という愛を全身で深く感じ取るためです。今年は、ポーランドからの留学生2名と韓国の方そして日本の大学生の4名で、実際にバトンを用いての“国際リレー”でした。外国の方や若者ならではの緊張感をもって一言一言を丁寧に読まれたことで、聴く者に、パウロの言葉が分りやすく温かく届き、学びと恵みの時間になりました。

 

　　

 

＂あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、 慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなた がたも同じようにしなさい。これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、 すべてを完成させるきずなです。＂（コロ サイの信徒への手紙3．12－14）

 

３）写経（11月22日奉納）
写経箇所：詩編15章・51章・63章・91章・150章　
沢山の方が写経の恵みにあずかりました。＂神よ、私を憐れんでください　御慈しみをもって。深い御憐れみをもって背きの罪をぬぐってください。わたしの咎をこと ごとく洗い罪から清めて下さい。＂（詩編51．3－4）

 

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