日時　：2015年3月29日（日）　10：00 〜15：00
テーマ：罪の悔い改め・赦しと新生　〜詩編５１から学ぶ〜

（講話①・ミサ・講話②・共同回心式・個別の赦しの秘跡）

指導　：クエンジ・カンパダ・ダニエル神父

カトリック教会における四旬節は、イエスの復活までの40日 余りを、イエスの受難の苦しみを黙想する中で自分自身の問題としても黙想し人生の再生に向かう期間 でもあります。今回の黙想会は、まさしく『罪の悔い改め』で痛みと向き合い『赦され』、『新しい出発』へ踏み出すためのものでした。

 

『悔い改め』が意味することは、①罪を自覚すること ②悪の業を悲しむこと ③有罪を認めて告白すること ④心と生活の改革であること。「身近に溢れる悪の力に無防備にならないこと、罪へと導かれてしまう自分の中に潜む咎を認識すること、神に背いた罪に気づき認めること、心から詫びること」を、詩編51：1-14ダ ビデの悔い改めを用いて話されました。『赦しと新生』についても 、同じ詩編51：1-14を、視点を変えて読み解かれ、ダビデに倣う「告白と赦しへの強い願い」が語られました。

 

最後に行われた共同回心式でのダニエル神父様の慈しみに満ちた導きには、あらためて、「赦されることの大切さと恵み」を考えさせられ、終了後の「ほんとに、良い黙 想会だったねえ…」という参加者の言葉に表れる通り一人一人深く感じ入りながら赦しと祝福を与えていただき、私たちは安心して新たな一歩を踏み出しました。

 

わたしの罪に御顔を向けず　咎をことごとくぬぐってください。

神よ、わたしの内に清い心を創造し　新しく確かな霊を授けてください。

御前から私を退けず　あなたの聖なる霊を取り上げないでください。

御救いの喜びを再びわたしに味わわせ　自由の霊によって支えてください。

（詩編51：11-14）

 

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