２０１４年３月９日（日）　１０：００〜１５：００　

テーマ：生活の中の回心（第一講話・ミサ・第二講話・赦しの秘跡）

指導：聖パウロ会　赤波江謙一神父様

  

　　　

  

　　　

  

♪あなたの息をおくってください　すべてが新たになるように♪　

一言一言に心をこめて力強く伝えられたことは、「回心」「償い」「愛の業」「信仰」「神秘」「ご聖体」「十字架」「洗礼」「聖霊」「神様の現存」等々、数々のキーワードにつながれていました。

今回のテーマ＂生活の中の回心＂が意味するのは四旬節に限定したものではなく「日常の」回心を指している。本来、回心は「赦しの秘跡」を受けたからと完結するものではなく、「償い」を果たすことによって成就していくものである。その償いとは日々の生活の中で「愛の業」を実践すること。愛の業は、相手を心の底から受容し自分の言葉と行いが相手にとって『嬉しい』『良かった』であった時に生まれる。

「信仰」とは、そのような些細と思われる「愛の業」に自分を委ねることであり、信仰の祈りや感謝の中にある「神秘」はすべてイエズスに通じているのである。ごミサで頂くあの小さな「ご聖体」には信仰・愛・回心…多くの神秘が詰まっている。

  

　　　　　　

  

「十字架」を「与えられたもの」と喜んで受けよう、目の前の困難を担おう、「聖霊」により頼み、祈り、神様に委ねることで積極的に担おう。聖霊の助けによって「洗礼」の恵みを生かそう。派遣された場所で「回心」に向かう「愛の業＝愛の神秘」を大事にしよう！と、締めくくりは前に進む力に満ち、自分の日常を省みながらも神秘の世界に引き込まれた、「神様の現存」を感じた黙想会でした。

♪あなたの息をおくってください　すべてが新たになるように♪

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