3月8日（日）四旬節第2主日のミサ後、若野貴司さんのセラピューティック・レクリエーションについての講話が 行われました。
セラピューティック・レクリエーションと（Therapeutic Recreation）とは何か、要約は以下のとおりです。
(1) レクリエーション（余暇活動）には治療的な可能性が含まれてい るという前提のもとに、何らかの特別な支援が必要な人を対象に余暇活動を提供する。
(2) 人の健康を身体的、認知的、感情的、社会的、精神的の5つ の面から成ると考え、体を健康にするだけではなく、その人の家庭環境、文化背景、経済状況、地域環境などの総合的な ことを考慮しながら、心身ともに健康で、より良い生活の質の向上 を目指して、余暇活動を提供する。
(3) 病気や障害に目を向けるだけではなく、その人の可能性やできる こと、強みも生かし、人生の生きがいを見つけられるようにサポー トしていく。
文責：宣教委員会